4年 保健 「体の成長とわたし」~これがおすすめ!成長につながる心と体の健康ガイド~第3時

公開日: 2023年10月30日月曜日

 

 
 第3時では、前回の課題として出していた、「おうちの方へのインタビュー」をしてみて、どのように思ったか、友達と交流しました。
T2(担任)だれか教えてくれますか
C1:お母さんが、最初に女子が身長が伸びて、その次に男子が伸びると言っていました。
C2:あー。聞いたことある。今小さくても後からのびるって
C3:いえーい!
T2:もう一人聞いてみようかな
C4:お父さんに、声がいつ変わったか聞いてみたら、中学校ぐらいって。全部の変化を聞いてみたら、中学校ぐらいだったので、中学校の方が変化が大きいことが分かりました

家庭で、体の成長について話題にできた子どもも多かったようです。

 第3時では体の内側の変化について取り扱います。この部分は養護教諭が主に学習をすすめました。思春期になると初経、精通が起こることを押さえます。月経や射精を説明するために、体の解剖学的な用語も多少出てきます。普段聞きなれない言葉ばかりですので、できるだけ子どもたちに示す語句は最小限にしましたが、難しそうな顔をする子もいたようです。

 しかし、月経や射精についてや、命を生み出すための準備が始まっているという話をする頃には、今学んだ「子宮」や「卵巣」「精巣」等の言葉を子どもたちも使いながら教師と学びあうやり取りもあり、子どもたちの学びがすすんでいく様を体感しました。

T2:みんなが変化に対して「え~」「いやだ~」とか言ってたけど。
C5:いやだけどがまんするしかない、子孫を残すためにしょうがない
T2:変化しないでおこうと思って防げるもの?
C6:いやー、自動的にかわっていく
T2:自動的にすすむよね
C7:でも、変化が起きることは嬉しいことなんじゃないかな
  子孫を残せるし。
T2:たしかにね。みんなは嬉しい?
C8:(首を横にふる子)
T2:首をよこに振ったのはどんな理由?
C8:体の変化が起きるってことは、痛くなったりするんじゃないかな。
変化がおおきすぎる。
 
 振り返りでは、今日の学びから、「今の気持ち」について意識を向けて考えるようにしました。女子では、「本当はちょっとこわいです」「痛くないのか心配」「体が変化する時、何か害があるんじゃないか」等、前回より、心配や不安感が少し強まった記述が多い印象を受けます。男子では「ちょっと恥ずかしいけどしかたない」「男子はそこまでこわくない」等、男女差が見られました。子どもたちの様子も細やかに捉えながら、今後学習を進める中で、体の変化を肯定的にとらえ、自他の成長を喜べるような学びにしていきたいと考えます。


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