6年 保健 「病気の予防」 ~健康を守るための 私の選択~ 第2時

公開日: 2024年11月5日火曜日

 病気の予防 第2時「感染症の予防」

 前回の振り返り後、「知っている病気、かかったことの病気」についてできるだけたくさん出してもらいました。左側が感染症、右側がそれ以外という特徴で事前に分類したものを提示しました。


T1 たくさん出してもらった病気を、こちらで分類しました。どういう特徴があるでしょう。

C 左は人からうつる

C 左は子どもがなりやすい

T2「うつる」ってどういうこと?
C 咳で飛沫が飛んでそこから体内に入ってきて・・
C 鼻や口からウイルスが入る
C 目からも入る

 子どもたちは、くしゃみや咳でウイルス等が体内に入ってうつっていくという認識はあるようでした。子どもたちの既有知識を補完していくために、養護教諭(T1)が、冬場に学校で流行する感染症として「インフルエンザ」と「胃腸炎」を例にとって感染の仕方をおさえていきます。

T1 学校では冬場になると流行する病気があります。
C インフル 胃腸炎
T1 そうですね。その二つを例にとってみていきます。

 接触感染の部分では、動画も使いながら、視覚的にも捉えやすくなるようにしました。
 教科書にも書かれている内容ですが、養護教諭が捉えた実態と合わせながら取り上げていくことで、生活と学習が結びついた学びとなるのではないかと思います。

T2 私たちは、ウイルスがでていくのを待つしかないのかな。
C 手洗いうがい
C ドアを自動化する
T2 他にも何があるか、考えてみよう

 グループで感染症予防のためにどうすればよいか考えていきました。付箋紙をつかい、ホワイトボードに貼りながら、グループ分けまでやってみることにしました。
(グルーピングは、項目に分ける部分が少し難しかったようでした)

T1 外干しってどういうこと?
C 日光にあてること 暑さで菌がなくなる
T1 たしかに布団を外で干すとよいと言われているね。生活の中からの気付きですね。
T2 もともとの菌を殺すということかな。似たようなのある?
C 消毒!
C 食品を加熱する
T1 熱を加えると消毒になりますね。

上記のように、T1、T2、子どもとのやり取りの中から、「病原体をなくす」「体の中に入れない」「ウイルスが入っても負けない体(抵抗力)」の3つの対策を導き出していきました。

T2感染症対策、全部できてる?
T1全部できたらよさそうだけど、できそう?
Cいや、無理です。
T1全部できるかっていうと、難しい。だけれども、感染症にはかかりたくないよね。
 みなさんたちが普段やっていたり気付いていたりすることを自分に取り入れながら、かからないようにしていきたいですね。自分にできることって何でしょう。
T2今の生活を振り返って、プラスアルファでできることを振り返りに書いておきましょう。

振り返り
・洗濯物は部屋で干してもいいのに、お母さんがなんで外に出したがるのか理由が分かった
・対策をすべてやっていてもすべてを予防することはできないと思うけど、できることをやっていきたい。
・病原体が体に入っても外に出すために、こまめに歯磨きもいいんじゃないかと思った。
・見た感じ何もついていなかったら手洗いをしないけど、今度からしようと思った。


次時では、生活習慣病の予防について学習を進めていきます。











  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

0 件のコメント :

コメントを投稿