【授業実践記録①】 5年 けが攻略シートを作って臨海学校に備えよう「けがの防止」

公開日: 2026年1月26日月曜日

 養護教諭の村上です。

5年生体育科保健領域「けがの防止」の実践について、ご紹介します。

 本単元は、けがには人の行動と環境が関わることを理解するとともに、けがの悪化を防ぐための簡単な手当の知識や技能を身につけること、また、けがを防止するために、危険の予測や回避の方法を考え、それらを表現することをねらいとしています。 

5年生は毎年夏に臨海学校が行われます。事前学習を進めながら、活動の内容や場所の特徴を理解していき、臨海学校を成功させたいという意欲が日々高まっている中で実践をすすめていきました。本実践では、臨海学校を安全に過ごせるように、また万が一けがをした時に学校外の場所でも迅速に対応できるように「けが攻略シート」を作成する取り組みを行います。実際の場面を想定しながら、危険予測の考え方やけがの手当等の獲得した知識を実践に生かし、切実感をもって学びをすすめられるようにしていきました。

第1時 「事故やけがの原因と防止」

子どもたちのけがの経験を想起させることで、日常生活と結び付けてけがの原因を考えられるようにしました。

T:自分が経験したけがを思い出してみよう

そうた:サッカーの時、ゴールポストにぶら下がって・・落ちて足をひねったことがある。

はなえ:ボールか何か取りに行こうとしたら、ブランコをしている人とぶつかって、大きなあざができちゃった。

みちこ:自分で電話しながら歩いてたら、人とぶつかっちゃったことがある

T :こういうのをなんていう?

CC:ながら電話!

 たくや:隣の家の人が洗車していて水を流しっぱなしにしていたところに自転車で通ったんだ。そうしたら、滑って家の外壁にぶつかって、かごがつぶれちゃった。


T :事故にあったり、けがをすることって、しかたないのかな?

CC :いやそうじゃない

T :何が必要なのかな

CC:周りをみるとか?

子どもたちの言葉から「事故やけがの原因は?」というめあてを立てました。

子どもたちにけがの経験を出させたときに、教師は、左側に「人の行動」が関係するもの、右側に「環境」が関わって起こるものを分けて板書を行いました。子どもたちは、その板書をみて、自己やけがの要因にはいくつかの要因が関わりあって起こることに気付いていきます。

「授業が始まりそうなので焦って戻ろうとした時、置きっぱなしになっていたショベルにつまづいた」事例を考える場面では、以下のやり取りがありました。

ゆめこ:そもそも授業に間に合わないのがおかしいよ、間に合わなくては知っているんだから悪いんじゃないかな。

とうり:あせると周りがみえなくなっちゃう。

けんじ:こんなところにものを置くのも悪いよね。

たかし:せめて端に置くとかね。

子どもたちは何かに夢中になっていると、けがをしやすいということに気付いていきました。さらには、教師が、体の調子が良くない時のことを想起させて、そのような時も事故につながりやすいことをおさえました。

 


・歩きながらゲームをしない

・穴があいていたらほおっておかない。注意をよびかける。

 自分の行動を振り返り、安全な生活を送るための方法について考えをまとめました。

次回は「交通事故の防止」について考えていきます。

 

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