6年 保健「病気の予防」~健康を守るための 私の選択~第6時
公開日: 2024年11月15日金曜日
病気の予防 第6時 「飲酒の害と健康」
前時では喫煙の害について学びました。喫煙は健康を害する可能性があること、子どもは喫煙を禁止されていることを理解しています。
モジュールの時間に、飲酒へのイメージを入力したメンチメーターに入力してもらい、その図を使いながら進めていきました。
T2「酔う」ってあるよね。どういうことかな。
CC 顔が赤くなったり、ふらふらしたり、記憶がなくなる
C うちのお父さん記憶なくなったことある!
T2 身近な人でもいるかもね。飲酒も体への影響がありそうだね。
経験を想起させたところで、T1(養護教諭)と、飲酒の短期的な害と長期に続けたときの害について確認していきました。前回、喫煙の害の学習の時は、長期間喫煙者の真っ黒になった肺に驚いた子どもたちでしたが、今回は長期飲酒者の脳の写真を示しました。
T1(長い間飲酒を続けると)どこに影響があるかというと・・実は「脳」です
CC「あ~、隙間が・・」「脳が消えるかも」「脳がとけたのかな」
飲酒は脳や体全体に害を及ぼす可能性があることを理解した上で、T2が子どもたちに問います。
T2みんなのイメージ(メンチメーター)から、「飲んでみたい、美味しそう」って出てくるけど。
C1 あ~、飲んでみたい!
T2 どうして?
C1 お父さんやお母さんがめっちゃ飲んでるから、それ見てたら、意外と美味しそうかなと思って。
C2 CMでみて美味しそうだし
T2 でも、現実問題として、今飲める?
C 20歳未満は飲めない
T2 なんでだろう
害はあるとはいえ、20歳以上になったら喫煙も飲酒も行うことができます。なぜ、20歳まで喫煙も飲酒も禁止されているのだろうというところを考えていきました。
(グループ1)
C1 大人は体の中の悪さを減らせるようになっているかもしれないけど、子どもはフルに受けちゃうから
C2 大人ってさ、お菓子を今日は食べないでおこうって自分のこと管理できるよね。でも、子どもは食べたい!って暴れることがある。
C3 コントロールっていうか、大人であんなやばい症状がでるのに、子どもだったらどの倍意識がもうろうとする、その先は・・・
C1 そこまでして飲みたい?
C4 私将来絶対飲まないから!飲むなら家。信頼できる人としか飲まない!
グループ1では、子どもが受ける体への害の大きさが話題となり、飲酒反対派が多いようでした。
(グループ2)
C5 炭酸オレンジの方がましでしょう。
C6 (アルコールは)肝臓が多分対応できないよね
T2 影響が大きいってどういうこと?
C5 体が小さいからその分害が大きい。
C7 それにくせがつくし
C8 子どもた判断力が大人よりもないからじゃない?
C5 でも、おれ一本は飲んでみたいよ。
C7 ノンアルだったら大丈夫じゃない?
C5 あれはジュースでしょ?
C6 アルコール入ってなくても入ってるんじゃない?
グループ2では、体の大きさや判断力の違いから、子どもが禁止されているのではないかとの意見がだされました。飲酒に対しては、興味のある子どもが多いようです。
それぞれのグループで出た意見をホワイトボードにまとめ、前に貼りだしました。
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